2007-07-11から1日間の記事一覧

平野嘉彦「ホフマンと乱歩 人形と光学器械のエロス」

ホフマン「砂男」と江戸川乱歩「押し絵と旅をする男」を比較して読んでみようという、ありそうでなかった文学研究書。 この二作の共通点は、読んでいる人ならばすぐにピンとくるはずだ。主人公が美しい女の人形に恋をするということと、望遠鏡が重要な役割を…