2006-02-13から1日間の記事一覧

ジークフリート・クラカウアー「探偵小説の哲学」

ベンヤミン、アドルノあたりと同世代の作者による探偵小説論。というよりは探偵小説にちなんだ、その周囲の考察と言うべきだろうか。 正直な話、かなり難解。具体的な話もでてくるのだが、基本的には観念論によって分析がなされている。ひさしぶりに難しい本…