ボルヘス第五作目の詩集である。詩集といっても、超短編のようなものまで含んでいて、物語的にも面白いものも多い。もっともこれは訳文だと押韻もリズムも消えてしまうからかもしれないが。闇と鏡の孕む永遠性が、本作品の根底にある。これには迷宮だの書物…
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