2005-08-05から1日間の記事一覧

我孫子武丸「弥勒の掌」

「かまいたちの夜」で御殿まで建ててしまった我孫子武丸、13年ぶりの書き下ろし長編。 小説の構造として「殺戮にいたる病」的なのかなと、バリバリ警戒して読んでいたのだが、見事にはめられた。というよりコア部分の謎に気づくのはまず無理だろう。 読後感…