書物

「異形のロマネスク」「計算不可能性を設計する」「天体の回転について」「文学という毒」

最近、買った本。 というかバルトルシャイティスの訳書が今になって出るとかビックリ。脊椎反射で購入しました。 すでに読んだのもありますが、感想は後日。異形のロマネスク 石に刻まれた中世の奇想posted with amazlet at 09.05.24ユルギス・バルトルシャ…

今年買ったものなど

ちょっとブログの更新がアレすぎるので、そろそろ気合いをいれて更新していきたいと思ってます。ちゃんと読んではいるんだけれども、きっちり書こうと思ってそのまま症候群にやられておりまして…… 景気づけに今年買った主なもののリストを。三浦梅園自然哲学…

「ベクシンスキー」

プレミアがついていたベクシンスキーの画集が復刊された。 ベクシンスキーの画風というのは、ややもするとポップというかゲームの絵のように見えたりすることもあり、そういう意味では比較対象にあげられるフックスの絵の方が自分としては好みなのかもしれな…

本棚晒し

本棚を晒す - 心揺々として戸惑ひ易く なにやら呼び声を聞いたので、本棚をさらしてみる。 カラーボックスにつっこんでいるだけで、あまり整理してないことがバレバレですが……高山宏の棚 バルトルシャイティス、リアクション叢書、ジュネット先生厚すぎ! ニ…

「現代の批評理論」

批評理論なんて全然知らなかった大学の頃に、たまたま見つけたこの三冊本を図書館から借りて読み批評理論の基礎と面白さを知った。基本的なところをまんべんなく押さえていて、しかも結構分かりやすいので良い入門書だ。特にイエール大学四天王の紹介がイイ…

ヴァルター・シューリアン「幻想美術」

幻想美術という観点から、19世紀末から現代まで、ちょっと奇妙なアートを取り上げた、なかなかマニアックなセレクション。 http://www.oi-bijutsukan.com/item-0610009.htmlまず導入として、中世から現代までの幻想美術の解説があり、それからひとり一作品づ…

「ディスカバー・マインド」他

旅先から新幹線で帰ろうと思ったのだが、時間もあるし鈍行でもいいかと思い、その差額で「ディスカバー・マインド」を購入し、乗車時間で読むというライフハックをした。ディスカバー・マインド!―哲学の挑戦posted with amazlet at 08.07.22ジョン R.サール …

「ゲームラボ 8月号」

ソワカちゃんのためにゲームラボを10数年ぶりに購入しました。いや前に買ったのはバッ活の頃だったかも。 それにしても伊藤剛せんせーがやってくれました!一応マンガのことを書かないといけない連載なはずなのに、ごり押しでソワカちゃんですよ。 その辺の…

「ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト」

前々から読もうと思っていたというのもあって、ソワカちゃん参考文献として購入しました。ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト (アントナン・アルトー著作集)posted with amazlet at 08.07.12アントナン アルトー 白水社 売り上げランキング: 266800Am…

「ソラリスの陽のもとに」「ユニヴァーサル野球協会」

ブックオフで100円だったので購入。「ユニヴァーサル野球協会」の表紙はナイスですね。ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)posted with amazlet at 08.07.09スタニスワフ・レム 早川書房 売り上げランキング: 151941Amazon.co.jp で詳細を見るユニヴ…

「氷」

その筋の人が声をそろえてアンナ・カヴァンが凄いというので、買わざるを得なかった。 とりあえず優先的に読みたいと思う。氷posted with amazlet at 08.06.07アンナ・カヴァン バジリコ 売り上げランキング: 1323Amazon.co.jp で詳細を見る

「限りなき夏」

買い忘れていたので購入。 巻末に「短編小説の快楽」の告知が載っていた。早く出て欲しい。限りなき夏 (未来の文学)posted with amazlet at 08.05.30クリストファー・プリースト 国書刊行会 売り上げランキング: 1878Amazon.co.jp で詳細を見る

ピナコテーカ・トレヴィル・シリーズ

不意にカルロ・クリヴェッリの画集がほしくなった。 以前、どこかの美術館の図書館で見たことはあったのだが、あの筆舌に尽くしがたい美しい描写をもう一度見たくて、たまらなくなったのである。 しかし入手困難なピナコテーカ・トレヴィル・シリーズのなか…

「ニーチェ―ツァラトゥストラの謎」「ハプスブルク帝国の情報メディア革命」

高山宏ブログの影響で購入した本が届いた。高山センセーらしく、話題にされにくい良書を新旧とりまぜて紹介する貴重な書評ブログなのだが、100回を機に終わってしまうらしい…… http://booklog.kinokuniya.co.jp/takayama/ 寂しい限りだが、それだけに読み込…

「モザイク事件帳」「月光ソワレ」

小林泰三の新作「モザイク事件帳」と、ALI PROJECTのライブDVD「月光ソワレ」が届きました。 「月光ソワレ」はsecret DISCの片倉三起也が、やたらとお茶目でカワイイところが見所。 ちなみに初回特典はユニコーンのペンダントでした。もったいなくて使えない…

「スピノザの世界」「イレーヌ」

e-mobileの契約待ち時間が長かったので、古本屋に吸い込まれてしまった。 前々から欲しいと思っていた「スピノザの世界」と気になった「イレーヌ」を購入。予想通り「イレーヌ」は絶版だったので、得した気分。スピノザの世界―神あるいは自然posted with ama…

「人でなしの恋」

えー、海の檻歌をやったり、ソワカちゃんを聞いたり、rubyでexsoy_botを作ったり、ソワカちゃんを聞いたりソワカちゃんを聞いたりソワカちゃんを聞いたりしておりました。 あと「人でなしの恋」を買いました。 今日から頑張って更新するよ。人でなしの恋 (い…

「Boy's Surface」「幻詩狩り」

ひさしぶりにリアル書店で「Boy's Surface」を購入。折角なので衝動買いでもしようかと思い、ぱっと目に付いて面白そうだった「幻詩狩り」を合わせて買ってきた。 Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)posted with amazlet on 08.01.29円城塔 …

ブクオフ祭り

単行本が500円ということで、めぼしいのを買いあさってきた。 まず単行本を11冊ほど。既読だけど、手元に置いておきたかったので買ったものもあり。 カオス的世界像―非定形の理論から複雑系の科学へposted with amazlet on 08.01.21イアン スチュアート Ian …

「記憶の部屋」「フィクションとディクション」

物乞いのようにウィッシュリストを公開していたら、誕生日プレゼントで高い本を買っていただきました。サンクス!ちなみにAmazonウィッシュリストから送られると、送った側の住所&本名が丸わかりなので気をつけましょう。要するに匿名の人が匿名の人に送る…

「文学のプログラム」

id:antipop一押しの評論ということで、購入。著者本人もカッコイイ。 しかし日本文学に詳しくない自分に読めるのかしらん、やや不安である。 文学のプログラムposted with amazlet on 07.11.20山城むつみ 太田出版 (1995/03)売り上げランキング: 125419Amazo…

twitter神保町オフ

cheebowさんの提案による、twitterの本好きを集めて神保町めぐりをするという素敵なオフに参加してきました。 まあ自分が出席した理由は、主に「twitter人文科学部部長代理としてビビらせてやんよ!」というケジメです。 集合→グループで古本屋巡り→喫茶店で…

「ユリイカ 2007年11月臨時増刊号」「巨人ゴーレム」

ユリイカは届いたばかりでまだきちんと読んではいない。とりあえず対談をパラパラめくってみたところ、金田淳子自重しろ!と思ったのでAmazonレビューを見てみたら、やはりみな同じこと思ってたんですね。 1500円までの埋め草としては、前々から買おうと思っ…

「小説のストラテジー」

id:hazy-moonに勧められて購入。 目次とかを見ると、とても面白そうなんだけど、今読んでしまうと次回monado niteに影響を与えすぎてしまうような気がする。なのでちょっとだけ我慢。 小説のストラテジーposted with amazlet on 07.11.14佐藤 亜紀 青土社 (2…

菊地芳枝「twitterコミュニケーション・バイブル」

最近ブログの更新が滞り気味なのは、twitterという鬼畜なwebサービスにはまっているからなのです。 twitterには本当に鬼畜な人々が集まっていて、毎日毎日鬼畜なお祭り的コミュニケーションがなされており、とても殺伐としています。そんな鬼畜な状況なのに…

「デス・パフォーマンス」

ustream上でhugo_sbさんがオススメしてたので、早速購入。 衝撃的で理解不能な性行動にこそ、ファンタジーと快楽(死)追求という人間本質が隠されている。本書は医学誌、FBI資料などから、自慰死、自己頭蓋貫通、自己去勢、四肢切断愛好、緊縛、獣憑きな…

「薔薇の花かんむり」「動きが生命をつくる」

いつの間にかマリみての新刊が出ていて、毎度のことながら送料無料の壁に悩むことに。 今回は池上高志センセーのお力を借りて、なんとかハードルを突破。実際、超えすぎてるけど。 というかこの本、とても面白そう。 マリア様がみてる 薔薇の花かんむり (コ…

「大人の科学マガジンVol.17 テルミン」「愉悦の蒐集ヴンダーカンマーの謎」

テルミン欲しさに買っちゃいました。 わりと簡単に作れるのはいいんだけど、演奏も難しいがチューニングが難しい。音域を広くとるコツがいまいちつかめない状況です。あと久しぶりにリアル本屋に行ったので、買おうと思っていた「愉悦の蒐集ヴンダーカンマー…

「人間椅子」「ヤン&エヴァシュヴァンクマイエル展 アリス、あるいは快楽原則」「類推の山」

またもや本がドカスカ届いた。「類推の山」は前々から買おう買おうと思っていたので、ついでに注文したもの。どれも面白そうだ。 人間椅子posted with amazlet on 07.09.06江戸川乱歩 ヤン・シュヴァンクマイエル エスクアイア マガジン ジャパン (2007/08/2…

「先生とわたし」「Self-Reference ENGINE」

最近、tumblrとtwitterのやりすぎという典型的な理由で更新が滞っている。 しかしながらtwitterで、色々と刺激をもらっていて、これはこれでいいかなと。 そんなこんなでtwitterをやっていたところ、「先生とわたし」を読めというありがたい指令を頂き、高山…