「クトゥルー神話の本」

クトゥルー神話の邪神たちのアートワークや、アーカム関係の資料などを集めたガイドブック的な本。なにより表紙のラヴクラフトかっこいい!

アートワークはいかにも欧米のファインアートという感じで、よく描けているんだけど、つまらないといえばつまらない。もうちょっと変なのもあってもいい。

史上最小800字でつづるクトゥルー神話賞はなかなか面白くて、「手乗りクトゥルー」「やれやれ、また魚か!」は爆笑もの。大賞受賞作は流石に堂に入っていて、この短さでちゃんと新たなクトゥルー神話を作り上げている。
短いのですぐ読めるという逆スケールメリットもあってコストパフォーマンスはかなりのもの、一読の価値ありだ。

余談

ふと検索したらニコニコ動画に「インスマウスを覆う影」があって、数年探していた自分は狂喜乱舞した。