松岡正剛の千夜千冊

かの松岡正剛がブログとwebについて熱く語っている。
とりあえず眼を通しておくべきだろう。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1075.html

テクノロジについてはさておき、ビブリオマニア的には以下の発言に注目したい。

すべてを自動検索機能や自動生成機能に頼ってはいけない。「読み」については、アグリゲーターサイトやRSS検索サイトを使えば世界中のブログから関心のあるトピックについて抜き出すことは可能だが、問題は「その関心」なのである。「その関心」を広げたり深めたりするには、いくらウェブを眺めていてもブログを読んでいても埒はあかない。それよりプラトンの1冊やマラルメの1冊から「その関心」を拾うべきなのだ。

とりあえず骰子一擲。
確かにブログが機能的になってゆくにつれ、すべてがブログ閉世界で完結しやすくなってゆく。当たり前だが、ブログは所詮ブログだ。作り手も受け手もリファレンスに広がりを持てるように心がけておきたいものである。


まあ、そんなことよりも言いたかったことは、千夜千冊に載っている宮川達彦さんの写真が妙にカッコイイってことだ。