2010-04-12から1日間の記事一覧

小林泰三「セピア色の凄惨」

大変不快な気分にさせられる連作短編集。 これまでの作品のように、SF的なことも超自然的なことも起きないのにもかかわらず、異様な世界に連れ去られる感覚を得られる。これまでの作品にも感じられたテイストではあるのだけれども、ガジェットに頼っていない…