2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョルジュ・バタイユ「呪われた部分」

マルセル・モース「贈与論」 - モナドの方への流れで読んだ。 これを経済学の本と言ってしまうと、経済畑の人に怒られてしまうだろう。「過剰とは美である」というウィリアム・ブレイクの引用から始まる本書は、むしろ経済学以上の人間の活動全体を射程に入…

マルセル・モース「贈与論」

レヴィ=ストロースの親族構造理論の霊感源となった古典的名著。 食料、財産、土地、労働、儀式、そして女子供までもが譲渡によって交換対象となりうる、未開社会の奇妙な経済活動を明らかにした本である。隣の部族から何かを譲渡されたらば、それ以上のお返…

「異形のロマネスク」「計算不可能性を設計する」「天体の回転について」「文学という毒」

最近、買った本。 というかバルトルシャイティスの訳書が今になって出るとかビックリ。脊椎反射で購入しました。 すでに読んだのもありますが、感想は後日。異形のロマネスク 石に刻まれた中世の奇想posted with amazlet at 09.05.24ユルギス・バルトルシャ…

凝然「八宗綱要」

とりあえず仏教に関して最低限仕込んでおこうと思って、id:ggincにすすめられたのがこれ。なんだけれども正直、専門用語多すぎ参った。ちゃんと調べながら読むと半年くらいかかりそうなので、とりあえずの読み流し、1/10も理解してない感じだ。 一応、用語解…

伊藤計劃「虐殺器官」

戦闘ものはあまり得意ではないので躊躇していたのだけれども、インタビューで黒沢清のCUREから影響を受けたと書いてあったので、やはり読まねばならないと手に取った。脳の機能が局在していて、その機能を制御できる科学力を得た近未来の物語。そこではナノ…

「Twitter本」〜「阿ノ丸」

文学フリマで、色々買い物をしてきました。 シノハラユウキ(id:sakstyle)と夏目陽(id:natume_yo)の共同責任編集による「Twitter本」の売れ行きを見に行くというのが一つの目的だったわけですが、14時前には完売だったようで、大変によろこばしい限りです。…

「護法少女ソワカちゃん 乗の巻」

あの「護法少女ソワカちゃん」がついにDVD化されました。 心のともしび:DVDの発売が決まりました 「ソワカちゃん」の検索結果のrssを購読してるかいあって、さくしゃさんよりも先に発売日を知ってしまったり。いやあ、本当に手足が震えたぜ。内容・詳細は…

「護法少女ソワカちゃん第二回電奇梵唄会」「Twitter本」

今年は色々とネットを飛び出しちゃう予定です。 護法少女ソワカちゃん第二回電奇梵唄会 「如是我聞 核的窮理 はくちょう座X-1」 すでに告知がされている護法少女ソワカちゃんのオールナイトのイベントに、登壇者のひとりとして参加させていただくことになり…