2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
はじめに〜護法少女ソワカちゃんとの出会い 「護法少女ソワカちゃん」との出会いは、日課としているJ・A・シーザータグを巡回してるときであった。最初に見たのは「修羅礼賛」で、4分という短い時間に詰め込まれたネタの濃密さ、「ゆあーん ゆよーん ゆやゆ…
詩人によって書かれた、放埒なる王子ヘリオガバルスの年代記。 その魔術めいた文章は、もはやタイプライターでもって正確に記述された歴史というのではなく、鵞ペンでもって綴られた呪文のようである。特徴的な一節を取り上げてみよう。 ひろげた二つの腿の…
幻想美術という観点から、19世紀末から現代まで、ちょっと奇妙なアートを取り上げた、なかなかマニアックなセレクション。 http://www.oi-bijutsukan.com/item-0610009.htmlまず導入として、中世から現代までの幻想美術の解説があり、それからひとり一作品づ…
いわずとしれたみすず書房の理想の教室シリーズの一冊。このシリーズ良書揃いであるが、本書も入門書としても復習がてらに読むにしてもよくできている。「ホットなメディア」「クールなメディア」や「メディアはメッセージだ」から「メディアはマッサージだ…
旅先から新幹線で帰ろうと思ったのだが、時間もあるし鈍行でもいいかと思い、その差額で「ディスカバー・マインド」を購入し、乗車時間で読むというライフハックをした。ディスカバー・マインド!―哲学の挑戦posted with amazlet at 08.07.22ジョン R.サール …
ソワカちゃんのためにゲームラボを10数年ぶりに購入しました。いや前に買ったのはバッ活の頃だったかも。 それにしても伊藤剛せんせーがやってくれました!一応マンガのことを書かないといけない連載なはずなのに、ごり押しでソワカちゃんですよ。 その辺の…
漫画家、諸星大二郎による短編小説集。以下の四編を収録している。 船を待つ 諸星大二郎が得意とするカフカ風の幻想小説。不可解な殺人などのミステリの味もあるが、むしろ目眩がするような不条理な雰囲気が漂う。もっとも諸星風であるがゆえに、むしろマン…
見る前の事前情報として、なんでこれを変えるんだろうと思っていたところがあって、気に食わんなあと思っていたのだけど、見事にそれをひっくり返された。押井守なめてました。ごめんなさい。リメイクと言うよりは新たな解釈になっていて、無印と2.0が対とな…
アール・ブリュットあるいはアウトサイダー・アート。正統な美術教育を受けたことのないものによる生の芸術。 服部正の「アウトサイダー・アート」を読んでから、展覧会があれば飛んでいくようにしている。個人的にはアート=アルス(技術)論の立場をとって…
前々から読もうと思っていたというのもあって、ソワカちゃん参考文献として購入しました。ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト (アントナン・アルトー著作集)posted with amazlet at 08.07.12アントナン アルトー 白水社 売り上げランキング: 266800Am…
随分前に読んでいたのに書き損ねていた。 とりあえず道尾秀介をすべて読もうと思って手に取ったわけだが、ストーリー自体に引き込まれなかったというのもあって、いまいち乗り切れなかった。膨大な複線もあっさり回収されてしまったりと(特に冒頭の部分など…
ブックオフで100円だったので購入。「ユニヴァーサル野球協会」の表紙はナイスですね。ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)posted with amazlet at 08.07.09スタニスワフ・レム 早川書房 売り上げランキング: 151941Amazon.co.jp で詳細を見るユニヴ…
9:50にはローソンへ駆けつけロッピーを占拠して(まあ田舎なので、使う人は滅多にいないんですが)10:00と共に予約をかけました。混雑しているせいかなかなか繋がらず、3回目のリロードでようやくゲット! これで整理番号60番とは、なんというプラチナ!どう…