2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バーバラ・M・スタフォード「ボディ・クリティシズム」

ようやく読み終わった。これはすさまじい大冊。 ジャンルとしては一応、身体論、視覚文化論である。しかし読んでいるうちに、そもそも何についての本なのかわからなくなってくるほどの博覧強記の網羅ぶり、とにかくインスピレーションを刺激しまくる内容だ。…

ドゥクフレDVD

Amazonからフィリップ・ドゥクフレのDVD「カレイドスコープ」が届く。 よし、気合い入れて見るぜ! フィリップ・ドゥクフレ カレイドスコープposted with amazlet on 07.01.26アップリンク (2007/01/23)ASIN:B000KJTNVSAmazon.co.jp で詳細を見る

イタロ・カルヴィーノ「遠ざかる家」

イタロ・カルヴィーノ「遠ざかる家」をブックオフで見つけたので購入。 隣にはイタリア叢書版の「冬の夜ひとりの旅人が」「パロマー」と「不在の騎士」が並んでいた。他は持ってるから買わなかったけど、なかなかにレアだ。 遠ざかる家posted with amazlet o…

歌野晶午「女王様と私」

44歳のデブでオタクでニートの主人公が、世界で一番カワイイ妹と大冒険だぉ。とにかく妹のしゃべり方がうざくて死にそうになるけど、文章としては非常に読みやすい。ちなみに次にうざかったのは☆★☆★☆だろうか。目がチカチカするよ。あと中学生のメールは心…

バリー・ハナ「地獄のコウモリ軍団」

カテゴリーを読書にしてないのは途中で挫折してしまったから。平行してボディ・クリティシズムを読んでいるのがまずかったのかも。短編集なので、ちょこちょこと何作か読んだところで、どうにも興味が持ちきれない。こういうのが面白い!カッコイイ!ってい…

新世界「鏡の国のアリス」

とりあえず、説明は以下のページから、ジャケとタイトルを見、そして試聴していただきたい。 →http://www.fragileonline.com/ 下田祐(g,b,Mellotron,Minimoog)の「新世界」プロジェクト第2弾! 杉並児童合唱団、後藤マスヒロ(Dr,元人間椅子、Gerald)、壷井彰…

デイヴィッド・ロッジ「小説の技巧」

文学理論の教授にして小説家でもあるデイヴィッド・ロッジによる小説技巧の理論書。批評理論の本というと面倒に見えるが、そんなことはなく、すんなりと読める本である。ロッジ本人の文章の上手さと訳者の巧みさが相まって、一種の洒脱なエッセイとして読む…

本日届いた商品

新世界の「不思議の国のアリス」と西本智実のDVD「チャイコフスキー:未完成交響曲「ジーズニ」」「チャイコフスキー:交響曲第5番&第6番「悲愴」」が届く。なにげに3枚とも萌えるジャケット。 とりあえず「不思議の国のアリス」のジャバウォッキーばっか聞い…

ダニロ・キシュ「死者の百科事典」

旅先で訪れた図書館で、世界中のあらゆる無名の死者の生涯を記録した書物を見出し読み耽るという不思議な表題作をはじめ、音楽的手法、絵画的手法、映画的手法と、自在に変化するスタイルで描かれた、どれもが死と愛をテーマとする九つの物語。 ということで…

歌野晶午「ブードゥー・チャイルド」

失敗した。もっと早くに読んでおくべきだった。 発表当時の1997年に読んだら、もっと驚いた、というか、ネタに気づきにくかっただろう。主人公が前世の記憶を持っていて、引き起こる殺人事件にその前世が関わってくる。途中までは完璧にファンタジーとしか思…

平石貴樹「だれもがポオを愛していた」「yaso―特集+耽美」

たいして本も読まず…… だれもがポオを愛していたposted with amazlet on 06.08.30平石貴樹 東京創元社 (1997/08)ISBN:448842001XAmazon.co.jp で詳細を見るyaso―特集+耽美 Yaso(夜想)posted with amazlet on 07.01.08ステュディオ・パラボリカ ISBN:49029160…

正月

正月は馬鹿番組をひたすら視聴。 一番面白かったTVは「小倉優子の不思議の国のアリス」でした。