2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ついに青空文庫に「黒死館殺人事件」キター →図書カード:黒死館殺人事件日本一の奇書といってさしつかえないでしょう。これ最強。 でも、ルビだらけなのでディスプレイで読むのはキツイ。本を買いましょう。一家に一冊黒死館。 青空文庫版は検索用にどうぞ…
アリス・W・フラハティ「書きたがる脳」が届く。買う速度に対して読む速度が追いついてないですハイ。 いい装丁だなあ、と思ったら案の定、松田行正。良い仕事してます。 書きたがる脳 言語と創造性の科学posted with amazlet on 06.05.31アリス・W・フラハ…
マルホランド・ドライブとシムーンがかぶってる。色々な意味で……ちなみにマルホランド・ドライブを映画館で見たとき、即座に「N・Aの扉」を連想した。読解の助けになるんじゃないかと思うので、参考あれ。 マルホランド・ドライブposted with amazlet on 06.…
内面と外面はどちらが本質なのか? 内面が大切なんだと思われるかたも多いだろう。しかし、そこにクエスチョンマークを投げかけるのが本書である。古今の芸術作品を神話をよりどころにながら分析してゆくのだが、ただの芸術論に留まっていない。前半のテーマ…
問題はペアでもらっても行く相手がいないってことだ。当たったら同行者を公募しようかな。 若冲テンプレートにするのはさすがにめんどいのでパス。
ついにやっちゃいました、このジャケット。全面血のような赤にワンポイントで碧空の青が映えていて、ブックレットもヤバイ。 テルミンのような音と共に始まるイントロだけでご飯三杯いけます。TVサイズではカットされているので、聞きたい人は買うこと。そし…
いわゆるマゾヒズムの語源となったマゾッホの短編集。 どれを読んでも毛皮を着た強気っ娘が登場するので、そういうのが好きな人にはたまらないはず。逆に言うと、基本的に女性造形がワンパターンということでもある。 愛は平等ではない、鉄槌になるか鉄床に…
我慢できずに買ってしまいましたパランプセスト。広辞苑並みのでかさです。 こうなったら全部揃えるかな。 パランプセスト―第二次の文学posted with amazlet on 06.05.24ジェラール ジュネット G´erard Genette 和泉 涼一 水声社 (1995/08)ISBN:4891763167Am…
ちょっと前日はしゃぎすぎてしまい、疲れを引きずりつつデザインフェスタへ。 Tシャツを3枚、その他小物を色々購入。 帰りに食べたおこげとトムヤムクンが美味しゅうございました。
送りつけられてきたのは、家の前を録画したビデオだった。 インテリなTVキャスター一家がストーカーに狙われている。ビデオだけでなく、不気味な絵が家や会社に送りつけられてくる。それは主人公の過去に関わりがあるものだった…… 果たして犯人の正体にた…
東京大学総合研究博物館で開催された「ミクロコスモグラフィア」展の解説風講義録。講義を行っているのはバルトルシャイティスの翻訳などを行っている西野嘉章である。 この展覧会は、現代アーティストのマーク・ダイオンと東京大学総合研究博物館のコラボレ…
アメリカ・ポストモダン文学の巨匠ドナルド・バーセルミの代表作。初めてバーセルミを読んだのだが、久しぶりの小説のリハビリにしてはきつかった。生きているけど死んでいる死父と共に放浪するというような内容で、ストーリーは存在しないといってよい。意…
ブックオフにて前田愛「文学テクスト入門」と星新一の「ノックの音が」の英訳版を入手。星新一の文章の英語なら、自分の絶望的な英語力でもなんとか読めそうな気がする。日本語でも何回か読んでいるし。 とりあえず前田愛萌えるよねとか言っておきたいお年頃…
中世からルネサンスの人々が怪物という存在をどのようにとらえていたかをつまびらかにする本。 怪物と聞くとドラゴンとかユニコーンとかいわゆる幻獣を連想する人が多いかもしれない。本書では、そういった幻獣は少なめで、むしろシャム双生児や両性具有等の…
茂木健一郎が受け持つ東京芸術大学の美術解剖学講義は変な授業が多いのだが、荒川修作の講義はヤバすぎる。 →茂木健一郎 クオリア日記: 荒川修作 噴火し、遍在せよ!ジュージューと夕食のステーキを焼きながら聞いてたのだが、とてもじゃないが「ながら聞き…
というわけで予告通りDVDを見まくってました。 これまでも変な映画を見たけど、黒沢清の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の衝撃は凄かった。 「モーターサイクル・ダイアリーズ」モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版posted with amazlet on 06.05.07アミューズ…