凝然「八宗綱要」
とりあえず仏教に関して最低限仕込んでおこうと思って、id:ggincにすすめられたのがこれ。なんだけれども正直、専門用語多すぎ参った。ちゃんと調べながら読むと半年くらいかかりそうなので、とりあえずの読み流し、1/10も理解してない感じだ。
一応、用語解説はついてるんだけど、インデックスがないので、この用語の解説どこに書いてあったっけ?というのが調べられないのが痛い。できれば仏教事典を横に置いて読むことをオススメする。
読んでいて感じたのは、大乗仏教がフッサールもびっくりの現象学だなあということ。あと龍樹はやっぱ凄いってことでしょうか。
それにしても、これだけの本を二十九歳で書いちゃう凝然もとんでもない。
八宗綱要―仏教を真によく知るための本 (講談社学術文庫 555)
posted with amazlet at 09.05.19