「第四回 monado nite」

1/26に「第四回 monado nite 〜The Wolrd is undefinition」を開催しました。今回はちょっと調子に乗りすぎて、7時間ほど喋ってしまったんだけど、最後1時間は余計だったような気がします。

前回に引き続きtyoroが内容をまとめてくれました。
2ヶ月ぶりのmonado niteみーてた - tyoro.txt
内容的には全部ではなく、ゲームの部分だけなんだけど、それだけでもこの長さ。感謝の言葉もありません。


今回は脳内でそれとなくまとめて、キーワードだけを抽出しておき、それらの点を線で結びながら語るという方法をとりました。なので、一通り漏らさず話せたはずです。
本当はFF5のマニアックなやりこみの話とかもしようと思ったんだけど、よく考えたら、知らない人が聞いても意味不明なだけなので深くつっこまなくて良かった。

しかし重要な話をひとつ落としてまして、それは告知画像の意味です。
15分ほどで適当に作ったんですが、これはマンデルブロー集合というフラクタル図形です。フラクタル図形というのは面積は有限の値に収束するが、その境界線は無限に長いという特徴を持ちます。
世界は枠組みとしては恐らく存在している、けれどもその境界線を画定することは永遠にできないのだ、という意味を込めて、この画像を選びました。

The Wolrd is undefinition.


我々はアニメ、漫画、ゲームで育ち、そういう文化の中で世界の境界を作っていこうと模索しています。これらの若い視覚文化は、想像力を奪うみたいな言われかたをされてしまうけど、実はそうじゃなくて、常にクリエイティブに破壊し、再創造する余地が残されているはず。
一見、作り手が枠組みを規定しているように見えても、必ず受け手が「読み」「解釈」する方法があって、そういう立場であり続けることが、生きる上での快楽なのだ。と自分で喋っていながらも再認識しました。