「第三回 monado nite」

去る11/23に「第三回 monado nite 幻想と驚異」を開催しました。例によって6時間という長丁場にもかかわらず聞いてくださったみなさま、本当にご苦労さまでした。
途中から完全に6時間でスケジューリングしている自分に気づいて驚愕!だったりしたんですが、酒の回ってきた後半の方が面白くなっていったので、まあいいかなと。

ちなみにtyoroとisshokuが内容をまとめてくれました。
monado nite見ーてた - tyoro.txt
Navier-Stokes
しかもtyoroのまとめでは私のアサマシになっています。多謝!多謝!これはすごいインターネットですね。

内容については上記に譲るとして、少し感想などを。
序盤は準備の悪さとアルコール量が不足したためか、いまいちスムーズな運びができずに不完全燃焼気味になってしまいました。やはりもう少しシミュレーションしておいた方がよかったなと反省。
でも終盤におこなった、カフカの「掟の門」の解釈を皆で披露し合うという試みは大変刺激的で面白かった。カフカの作品は多面的な解釈が可能なものが多く、その中でも「掟の門」は自分以外の人の解釈が気になる作品です。それを共有したり論議しあうことで他者との距離を測る、という行為そのものがカフカの小説の価値なのかなと思いました。
それ以上に、こういう論議がネット上でできるってこと自体が楽しかったです。

最後に、放送上では言えなかったんだけど、素晴らしい告知画像を書いてくれたVoQnありがとう!


ちなみに次回は「少女革命ウテナ」を中心として、マンガやアニメを題材とした内容にする予定です。思いつくところとしては「忘却の旋律「ぼくらの」ゼーガペイン」「lain」「灰羽連盟」「電脳コイル」などなど、個人的に刺さった作品をとりあげて何か話せたらいいかなと思ってます。
開催時期は未定ですが、年明け早々って感じでしょうか。

できれば少女革命ウテナは見ておいてください。まあニコニコしたり壷を覗いたりすれば、大抵なんとかなる世の中なので、よしなに……
ちなみに第一話だけなら、バンダイチャンネルで無料視聴できます。それ以降は有料で、まだ全話は出そろってないみたい。
http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=978

そんなわけで、次回もお楽しみに。