「Nothing」

「CUBE」「カンパニーマン」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督最新作。
世界からモノがどんどん消えてゆく! デリートサスペンス!
そういうドキドキハラハラする内容に期待する人には、まったくオススメ出来ない内容でした。

言いがかりの濡れ衣を着せられ、世界に嫌気がさしたデイブとアンドリュー。追いつめられたその瞬間、二人の住む家以外すべてが消え去っていた。

で、そんな二人が何を始めるかというと、バカ騒ぎしてDOAやって……モノを消してDOAやって……喧嘩してDOAやって……
っていうか正直DOAやり過ぎ!

そんなわけでデリートサスペンス!などでは全然なく、単なるバカ映画でした。映像は面白いけどね。
何にもない世界で、どんなバカ騒ぎをするのだろうという所に興味がある人は見てください。CUBEみたいなのを期待しちゃだめ。

正直、同時上映のライアンの方が(15分だけど)深い内容でした。